朝晩は段々と裸足には厳しい季節となってきました。
足裏が冷たいのは別にいいのですが、裸足で歩くと足裏の感覚が鈍ってしまい接地感が段々となくなってしまいます。
今朝はワラーチを履くことにしました。
これなら足の指は冷たいですが、足裏は大丈夫です。
さて、ワラーチ(ランニングサンダル)も様々な種類があります。
私のワラーチは自作です。
6mmのソール(ホームセンターで購入した厚さ3mmの滑り止めゴムを2枚重ねにした)を使用しています。
フットベッドはありません。
ヒモは100円ショップで購入した靴ヒモです。
ワラーチ歴は半年に満たないと思うのですが、現在履いているモノ↓で5足目です。
もちろん私もその一人です。
たった一本のヒモと、たった3つの穴だけを使用するという簡素さが生む美しさ…。
しかし、その簡素さゆえに履き方にはある程度の熟練を求められるという難しさ…。
ワラーチ(ランニングサンダル)を履いていて多くの人が苦労するのは走歩行中にヒモが緩んでしまうことではないでしょうか?
走り始め、歩き始めは調子いいのに、いつの間にか足裏との一体感が損なわれ、気になって走歩行に集中できない。
「どうせ緩むなら」と最初からヒモをキツ目に締めている人も多いのではないでしょうか…?
今回は緩まないヒモの結び方・通し方ではありません。
ワラーチ(ランニングサンダル)を履く際に、ヒモの締め具合によって足はどの様になってしまうのか?
動画を撮影してみましたのでまずは御覧下さい↓。
最初はキツく締めた状態
次に締め過ぎない状態
いかがでしょうか?
前足部の形状に違いがありますが、ヒモをキツく締めた方は爪先側が上がっています。
私達が普段履いているほとんどの靴(裸足感覚シューズと言われるものであっても)の内側でも足裏のラインはこのようにカーブを強いられていませんか?
対して、ヒモを締めすぎない方は爪先まで真っ直ぐです。
こちらの方が裸足に近いと言えます。
動画では足の指の関節を下に曲げたり戻したりも行っています。
動画では力み具合の違いがわかりづらいかもしれませんが、足の指を曲げるときに大きな力を必要とします。
ヒモをキツく締めるほど足の指が本来受け持つ役割を十分に担うことができなくなります。
ヒモをキツく締めた状態(靴を履いた状態)で長時間、長距離の走歩行を続ければどうなるか想像してみてください。
あの疲れ、あの違和感、あの痛みはなぜ発生するのか?
せっかく靴を脱ぎ捨て、ワラーチ(ランニングサンダル)を履いているのにヒモの締め具合一つで靴とあまり変わらなくなってしまってはワラーチ(ランニングサンダル)を履く意味が失われてしまうと思うのです。
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