自分のワラーチの画像をツイートしていたら材料の質問がありました。せっかくなのでブログ記事で紹介したいと思います。
最初に台(ソール)の部分について
自分が使用しているのはホームセンターで見つけた切り売りのノンスリップゴムマットです。
3ミリ厚で1メートル幅のロールで売られていました。
原材料の店舗表示はありませんでしたが恐らく天然ゴムを多く使用したモノだと思います。
表面がツルツルした切り売りの天然ゴムマットよりも張り(曲げて元に戻る感じ)があります。
天然ゴム系なので重量は結構あります、ビブラム#8337スポンジシートの反則級の軽さに慣れてしまった人は重量に違和感を感じると思います。
メートル単価2,480の物を20センチ分購入しました。
切り売りのメリット?として運良く「オマケ」が付くことがあります。
店員さんは20センチ丁度で切ることは無く、必ず何センチか余裕を持って切ります。
場合によっては10センチ以上もオマケ付くことがあります。(因みに今回も片方の端は10センチ程オマケになってました。)
2,480/m×0.2m×1.08=535円 で購入
2足作った余りが画像の状態なので、あと2足は作れそうです。
決まった足型でしか作らない人は効率よく型を描けば更にもう一足分は取れるんじゃないでしょうか?
535円で4足分として計算すると、1足分が 134円程度 ということになります。2枚重ねにしても260円ちょっとで済みます。
2足分取った余り |
布目(滑り止め)は両面に付いています |
※両面布目付きゴムシート - ゴム通
次にフットベッド(中敷き)です。
これもホームセンターで見つけた物です。
1足分取った余り |
※ダイヤマット(AM/AH) | テーブルクロス・マットのトーワ
以前はフットベッドを使用してなかったのですが、先に紹介したゴムマット単体では雨天時やトレイルの泥濘(ぬかるみ)で滑ります。
また、長時間履いていると足裏が蒸れますし、足裏の踵と前足部が真っ黒になり洗い落とすのが大変というのもあったので何かいい素材はないものかと思っていました。
履き心地としては吸湿性のある天然素材を使うのが最高だと思うのですが天然素材は耐久性の問題があります。
そんな時にこれを見つけました。網目状になっているので透水性は抜群、これなら足裏がハイドロプレーニングになることは無いと思います(まだテストしてませんが…)。
2,180/m×0.1m×1.08=235円 で購入
10センチ分で1.5足分取れそうなので 1足分が 157円 程度ということになります。
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表側 |
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裏側 |
履き心地は刺激の少ない健康サンダル的な感じ? |
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ソールとフットベッドの接着なしにしてみた |
今回購入したのはコレ↓
網押えゴムブロンズ アルミ網戸用 |
※ローラー・網押さえゴム | ダイオ化成株式会社
以前にも100均の網押えゴムを使用していましたが、一回り細い3.5ミリで伸びが少し多かったのと、100均には汚れの目立つ明るいグレーしか色がなかったので、今回はホームセンターで黒(に見えるけど、よく見ると黒に近い茶色です)を購入。
画像のとおり、表面はギザギザ、断面は円形で中空構造になっています。ギザギザが痛いということは無く長時間履いて足や足首の皮膚に傷が付くということも自分はありませんでした。
170円×1.08=183円で購入
7メートルありますから、メートル単価が26円程度、1本で2足~3足分取れます。
自分は2足分取ったので1足分91円程度ということになります。
なので、材料費【台(ソール)、フットベッド(中敷き)、ヒモ】の合計は1足あたり382円程度ということになります。
ということで、ざっと今回作ったワラーチの素材を紹介しました。
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