ジャンプ時の膝使いに注目して見たら膝はあまり使われてなかった?

走歩行において「膝」といえば「故障」「痛み」「着地」「膝抜き」「膝を深く曲げて」「膝は伸ばして」等の関連キーワードが思い浮かびます。

私自身も裸足ラン・ウォークを始めてから「膝」どの様に使うべきか?或いは使わないべきか?という問題には高い関心があります。

何時ものごとくネットで調べ物をしていたらこのような記事にめぐり逢いました。

本当のジャンプ力とは | 心・技・体の能力開発日記 | スポーツナビ+

本当のジャンプ力とは | 心・技・体の能力開発日記 | スポーツナビ+




















記事中で著者は、
「NBA選手は膝で飛ばない。」
「日本人はジャンプの踏切り位置で一度、ブレーキングをかけ、脚、特に膝周りに力を集約して、ジャンプ動作に利用しています。」 
と仰ってます。

これって走歩行動作の参考になりそうじゃありませんか!

そして、
「NBA選手は膝の屈伸の力はあまり利用していないことが、実際のジャンプ動画をみることでもわかります。」
と、いうことなので早速私もYouTubeで検索。

観察するにはもってこいのNBA公式動画が沢山あります。

スローとループ再生で見まくりです。


Top 10 Dunks of the 2013-2014 Season - YouTube

おっと、この人を忘れるわけにはいけませんね♪
Michael Jordan's Top Career Dunks - YouTube

選手ごとに差はありますが確かに膝を曲げて溜めるような動きはほとんど無いですね。

推進力を無駄にしていない。

踏み切り脚(特に片足踏み切りの場合)はあまりエネルギー出力をしているようには見えないですよね、むしろリラックスした状態でただ床に着いているだけの様に私には見えます。仕事は床に着いてない部位が行っている感じ。

それと、踏み切り脚は踵方向から着地しているように見えます。踵方向から着地ということはどこかに歩く様な重心移動(体内を走るエネルギーの流れ?)があるような気がするのです。

片足踏み切りと両足踏み切りで体の使い方が当然変わるのですが、水平方向のエネルギーがどのような仕組みで垂直方向のエネルギーに変換されて行くのか?

また、エネルギーの方向ををできる限り無駄なく変換するには全身各部位の緊張状態はどのようにあるべきか?

推進力が無駄になっていないということは膝周辺の負荷はどの様になっているのでしょうか?

私はアホなので物理とかもわかりませんが、詳しい方コメント欄で解説してくださるとありがたいです。

ただ、ブレーキによる負荷(終動負荷になるんでしょうか?)は非常に少ないのは間違いないですね、ほとんどブレーキングしてませんから。

走ってきて跳躍する競技は他にも走り高跳び、走り幅跳び、体操等ありますが、一流選手の動画を見てみるとやっぱり溜めるような動きはほとんど無い様です。

一流選手の動作は非常に洗練されて無駄な動きはそぎ落とされていますから動画を見ただけではその身体感覚は解らないので想像するしかありません。

つづく… かも。
また、人種の違いによる筋肉や骨格構造の違いもあったりするんでしょうけど、体操競技の床運動などを見れば「日本人には無理」ではないということが解ると思います。

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