地面と、拇指の向きと、重心と……


裸足ラン・ウォークを始めてから1年余り。

ソレに気付いた時、改めて愕然とした……。

裸足になるだけで元に戻るワケじゃない。

歩行中、趾が閉じる(拇指が外反していく)動きをしている。

 

※着地後に拇指が徐々に閉じて行くのが判るだろうか。


以前から自覚はあったのだが、自分の場合、拇指と拇指球の地面への密着度が低く、着地から離地までの重心は足裏のアウターエッジ寄りを通って行く。

おそらくコレも開帳足、外反母趾などの一因だろうと思っている。

自覚はあったものの、長年体に染み付いた癖から離れるトリガーを今まで見つけられないでいた。

そんな時、ある動画から気付きを得た。

片足バランス練習の参考にしようと見たのだが、コレだと思った。


途中からコツを教えてくれるのだが…。


“足の親指(拇指)と拇指球の間の部分をペタッっと着く……” 
“足の親指が不安定になって浮いてしまうと……”

などの感覚を参考にして歩いてみた。

これなら重心を足裏のアウターエッジ寄りからインナーエッジ寄りに送ることができる。

そして、この感覚で歩くと趾が閉じる(拇指が外反していく)動きをしない。




 ※拇指は真っ直ぐのまま。


まだ取り組んで1週間程ではあるが、今のところ経過は良好だ。

最初の2~3日は意識することによる疲労もあったが、今は意識なしでも拇指が開き、重心移動もスムーズになりつつある。

新たな気付きがあればレポートしようと思う。

また、記事タイトルの「地面と」の部分は別記事を書いてみようと思う。

バランスコアトレーニング】片足立ちの動画からは今回紹介した内容の他にも姿勢を作るときに注意することのアドバイスが大変参考になった。最近はラン・ウォーク前にこの片足立ちを行うようにしている。

※記事にも書いたが、自分の経験として趾に意識を置いての制御は脚部全体(そして全身へ)の疲労につながりやすい(趾は最末端部位であり、末端から動かす動作は高速に行うことができない)。自分は全身の動作とどの様に連動させると気持ちよく趾が動作するのかをあれこれと考え、試した。

「ララ♪引っ張り?」MEMO


最近僕がハマりまくっている「ララ♪引っ張り」の気づきメモを公開してみようと思います。

「ララ♪引っ張り」とは?


「ララ♪引っ張り」なんて変な名前をつけていますが、やっているのはテニスボールを足先で掬いつつ前方へ浮き球を放るという遊びです。


使用しているのは硬式のテニスボール。サイズ、重量が絶妙でコントロールが難しいです。

なるべく高く、遠くへ飛ばせるようになるのが目標です。

「引っ張り」という言葉が表現しているのは、ボールを放る方の脚(ランニングでは遊脚)に身体が引っ張られる様な感覚の事です。

いつメモを取っているのか?


頭に気づき(妄想?)が浮かんだら直ぐにメモを取る様にしています(次の気付きがあると忘れてしまうので)。ラン・ウォークの時でも立ち止まって同様にメモを取っています。


以下、メモになりますが……

人によってはゴミの様なメモとしか映らないかもしれませんし、何かの気付きのキッカケになるかもしれません。

基本的にメモアプリからのコピペそのままなので意味不明の事もあるかもしれませんがご容赦を……。

  • 肚を上手く使う事が脚を真っ直ぐ出すトリガーの一つの様だ。
  • 息を空 吸ってから脚を使う様な感じ?吸って
  • 吸って吐きながら?
  • 趾を開くと良く飛ぶ?
  • ある特定の姿勢にともなって発生する筋バランスが脚の動作の質を変える事が出来る。
  • 足首が緊張していると上に上がって前に飛ばない。
  • 慣れてきたらステップの調整はせずに自然に合う方の脚で蹴る。
  • 自分が認識している以上に脚を振り回している。もっと優しくで良い。足首の受動的なスナップを上手く使う。
  • 右足は上手にタイミング良く脚の動きにブレーキをかけている?
  • キック時の支持脚の足、右は前足部、左足は全体荷重している。これによりキック時の制御が変わってくる。
  • 上半身の無駄な力みがない時に脚部動作が最適化される?
  • 脚が速過ぎるとボールが逃げる、遅過ぎるとボールが乗らない。
  • ボールの重さを感じること。
  • 膝から下を動かさない様にする。
  • 真っ直ぐなろうとする力
  • 腿も脱力 肚が大事
  • ボールの出前で足を一瞬止める。
  • コンタクトトの瞬間、脚の力を抜く。
  • 力を抜く事が出来ると足がボールと同じ重さになる。
  • ツムジと尾骶骨を引き離す?
  • 股関節主導?
  • 股関節主導感覚を意識するエクササ〜イズ!
  • あのララヒッパリの絵は股関節主導の様を上手く捉えているということか?
  • 脚が真っ直ぐ出る様になってきた。
  • コンタクトの瞬間膝を抜く? 膝カックン?
  • あれっ?脚を振るんじゃない、コレも押し出す感じ? 押し出す=真っ直ぐになる。
  • 真っ直ぐになって最後は股関節?裸足ランニングと同じ?

いかがだったでしょうか?

今回公開したメモは4日分ぐらいだと思います。

面白そうな気付きがあればまた載せたいと思います。

彼らの趾はどうなっている?


ブログの過去記事(緩んでいるということ)内でシェアした動画を見ていたら新たな気付きというか発見と再認識があったので記事にしてみました。

彼らの趾も上がっていた!?


まあ、まずはチーター君の動画↓をご覧下さい。

何故、彼らの趾は上がるのか?


いかがだったでしょうか?

チーター君の趾上がってますよね。

後ろ足も、前足も。

この動画、今まで何度も何度も見返していたのに、見る視点が変わると違う事が見えるものです。

またこの動画はハイスピードカメラの鮮明画像でした、通常の速度なら気付かなかったかも知れません。

なぜ彼らの趾が上がるのか(上げているのか)?

本当のことは僕にはワカりません(チーター君にもわからない?)。

ただ、動画を見ると趾が上がるタイミングは脚が伸び切るタイミングに関係がありそうな感じがするんですよね。

チーター君は決して「趾を上げよう」としていないと思います。

「脚が伸び切る時には趾が上がるのが自然」のことなのかもしれません。

ヒトの脚の場合はどうでしょう?

それにしても着地直前に見事に脚が伸び切ってますよね。

ワラーチ Huaraches の切れない、抜けない、シンプル、簡単?な鼻緒の通し方、固定方法

またまた1ヶ月ちょい放置しておりましたが、最近は公園内裸足ラン・ウォークからロード、坂道、プチトレイルでの裸足ラン・ウォークを増やしつつあるwalkerです。

↑どっかのブログの書き出しのようになってしまいましたが…
記事タイトルの通り、今回は「鼻緒」です。
なんか前回もワラーチネタ、今回もワラーチネタでワラーチネタばかりになってしまいそうですが…。だって、楽しいんですもん♪ 

色々考えるの…。あっ、でもラン・ウォークが楽しいのは裸足ですよ、もうこれは比べようが無いくらい楽しいです♪

さて、前置きはこれくらいにして、本題へ参りましょう。

今回は「鼻緒」と「紐」を分けている場合の「鼻緒」の通し方と固定方法です。

切れない、抜けない、シンプル、簡単な鼻緒は出来ないものか?と妄想・試作を繰り返した結果、完成いたしました。

それでは、どうぞ↓


穴は縦に2個空け、溝をカッターで切り取っておく。


※靴紐は中空の紐を使用のこと!
靴紐を12センチぐらいでカット、もっと長いほうが作業が楽。
靴紐は以前に切れた残骸を使用。


カットした紐の端は火で炙って解れ止めをする。
↓のストローに入りやすいように丸めても良い。


ストローをカットして画像の様に。スプライス棒(Splice Fid)の代わり。


紐を通す。後ろ側が本線、前側が固定用。後ろを長めにする。


ツルツルして先の尖ったもので穴を開け拡げる。
つるつるしてないと引っかかって毛羽立つ。


空け拡げた穴にストロー、ストローに紐を入れる。


通したところ。


本線を引っ張り表裏見ながら紐の弛みをとる。


これで裏は段差無し。


本線を本線に前側から通す。


通し終えたところ。


引っ張って行く。


引っ張り切ったところ。
要はこんにゃくに切り込みを入れてひっくり返すアレ。


今度は根元の方を穴から引っ張り出す。 穴が小さいので最初迷うかもしれない。


するとあら不思議!ループが出来た♪


出来たループに縛る方の紐を通す。


引っ張って伸ばす。


本線の不要な部分をカットし火で炙ってしまう。 あまり短くカットすると解れが怖いので程々に。


本線の後ろ側、ループのすぐ下から根元にかけて通す。 このとき、表面の1枚だけ掬うこと、反対側の布は掬わない。


穴の起点、終点を近づけて摘む。


摘まんだまま抜いて、


変わりにストローを通す。


固定側の紐を本線の中に通し出てきたら、
適当な長さにカットし火で炙る。
カットが長過ぎると収まらず、短過ぎると抜けやすくなる。


本線を延ばして固定側を本線内に収めて完成♪


横から見たところ。


縛る方の紐を抜いてみたところ。


いかがでしょうか?
実際この鼻緒で結構ラン・ウォークしてますが、今のところ問題なしです。
まあ、単純な作業なんですが、ちまちましてるので簡単かどうかは?かも知れません。
本線のループ(こんにゃくのヤツ)にする方法は妄想で思いついたのでは無くて実際の作業中に偶然気付いてビックリしました。
本線ループ後の処理はカットして火で炙って終わりにしていますが、これも本線に潜り込ませればさらにシンプルに見えます、僕は面倒くさいのでやりませんが見栄えを気にする方は挑戦してみて下さい。
本線ループが面倒くさい人はループの所をヒト結びにしてもいいです。
鼻緒と縛る紐を分けない人も本線と固定側を交互に通し合った後に本線に固定側を潜り込ませれば紐の固定が出来ます。

↓こっちも見てみて♪
簡単にできる? 薄手のワラーチ用鼻緒止め